スタッフトーク
プロフィール写真はある対象となる組織の側面を発見し、赴きを凝らして表現したビジュアルであり、正確な存在の証明を意味するものではないと私は考えている。明確な実態をそれ相応に伝達するのであれば、そこに撮影者の主張が入り込む余地は少なく、フォトスタジオとしての評価基準は別の次元に設けられてしかるべきである。この点についての見解は時間の流れの一瞬を切り取ることによってのみ情報化できるメディアとしての機能を備える物で有るべきではないか。日常の視認の全ては個人の潜在的意識の基に成立しており、それを有る意味犯す作業を遂行するのがカメラマンのアーティスティックな部分であり、それがフォトスタジオとして正規に受け止めるべきプロフィール写真と言えるのではないか。画像は明暗という要因によってある論理の基に生存し続けるのだが、それは光という恩賞によって成立し、その光は被写体が浴びる以上、それを謙虚に受け止め自己の存在を投げ打つ事によって、はじめて創造物としての価値が宿るのであるかもしれない。スウィングミュージック・ディスクパッケージの評論と名づけたこのサイトは、このようにエクスプレッションアートを厳粛な意味から捉え執筆に当たっている。当ホームページの更新と共に成長の一端をかいわみて頂ければこの上の喜びはない。(上記掲載作品 Yawn! by:Werwin15 )

