TEFUMASA HINO
プロフィール写真として人物後方からの撮影例である下記のパッケージフォト。被写体より斜め後ろからのレンブラントタングステン照明によるの低い色温度が内容の深さを印象づける。全体を無階調としたゼロ輝度ベースにアイランプの鈍い方向性がトランペットプレイの最中を巧みに描写。日野皓正の側面を切り取ったかのようなお手本的なプロフィール写真と言える。トランペットと称される楽器に存在の全てを掛け、独自の解釈法を編み出し独創性をもって成し得たHIMOMUSIC 日本を代表するスウィングミュージック・インプロビゼーションの大家であると言える。下記掲載の画像はアルバム「SPARK」というタイトルのジャケットピクチャーであるが、「一番大切なのは、ぼくがスウィングミュージックをやり続けることだと思うんだ」。販売直前にインタビューを受け、語った冒頭がこのプロフィール写真に凝縮されているかのようである。

タップダンサーであり、トランペッターでものある父を持ち大変恵まれた環境の下その教育を受ける。弟の日野元彦と共にスウィングミュージックのプレイヤーを志し、兄弟共々国際的なアーティストに成長する。1964年白木秀雄クインテットに参加後ベルリン・フェスティバルにて世界から注目を浴び、60年後半から70年半にかけては日本市場での最先端を走っており『ライブ』『ハイノロジー』『タローズ・ムード』『日野皓正コンサート』等の数多くの名盤を残す。現在のかれの表現領域は広くフュージョンやポップな感覚のものに至るまで独自の世界を築きつつあり、現在も世界的演奏家として活躍している。

