アメイジング・グレース / ティファニー
アット・ホームなルーム・ファクターを使い、程よいボケ味と共に表現されたジェントルなイメージのポートレート・フォト。全編通してこのアルバムで表現されたイメージを象徴するにふさわしいディファニーのプロフィール写真である。
①五木の子守唄~サマータイム ②バット・ノット・フォー・ミー ③ファー・ファー・アウエイ ④ムーン・リバー ⑤ブルー・スカイ ⑥マック・ザ・ナイフ ⑦グッド・モーニング・ハートエイク ⑧君にこそ心ときめく ⑨テイク・ファイブ ⑩ナイト・アンド・デイ ⑪アイ・ソウト・アバウト・ユー ⑫
アメイジング・グレース
1996年の秋にデビューしたティファニー。彼女は年間一枚のペースで夫々テーマを独立させたアルバムを発表している。ここで紹介する最新作は、前回同様に伴奏者(ピアニスト)にこだわり、繊細でデリケートな部分を前面に押し出し、イメージ・アップに繋げているかのようである。今バージョンの作品では五人の国内屈指のピアニストが選ばれ、各々の個性に合わせた楽曲展開を見せているのだが、まず、アルバムのスタート曲である「五木の子守唄」はティファニーが日本語で歌い出し、メドレー形式で「南部の子守唄」「サマー・タイム」へと導かれる。バックを勤めるのは小曽根真トリオであり、オープニングに相応しい堂々とした演奏はなんとも魅力的!。その他の楽曲展開も彼女らしい器楽的唱法を巧みに操っており、夫々のバッキングを勤める個性あふれるピアニストとのコミュニケーションが見所。一作ごとに趣の異なるアルバム作りで聴く者を魅了するティファニー!ここでの作品も聴き応え充分である。

